精一杯の底辺サラリーマンの戯言

底辺生活を送るサラリーマンが精一杯頑張る日々

スポンサーリンク

お腹空いてるの?

スポンサーリンク

やだなー。

電車でぼくは立って乗っています。

目の前で座っている人が、自分の右手親指の皮を食べてる。

指がボロボロですよ。

エリートサラリーマンっぽい装い。ぼくとは違い、高そうなスーツ。有名ブランドのロゴの入ったバッグ。キラキラの時計。ボロボロの親指。

見ちゃいけないと思いつつ、見てしまいます。

朝からちょっと嫌な光景です。ちょっとね。
ぼくが見なきゃいいんだから。

なんでこの人は無心に親指をかじっているのだろう。ストレスが溜まっているのかなー。

ぼくもストレスというか、緊張するとワキ汗バシャリだし、人それぞれ色々あるんだね。

目の前の人が電車を降りる準備をしています。
席が空きそう。座れるかな。

駅に近づくと、その人は立ち上がりました。その直後、電車が揺れました。

その人は左手にバッグを持っていました。

その人よろめきましたが、掴まる所を見つけられませんでした。

そして、とっさに手を着いたのがぼくでした。

とっさに、右手を着いたのがぼくでした。

"ガビーン"

「すみません。」

その人は、ぼくに手を着いたことに対してだと思いますが、軽く謝って電車を降りました。
多分ですが...。

その人が手を着いた、ぼくのスーツの左腕部分。
元から付いていたのかな?カス的なものが...。

少しフリーズしてしまいました。

その一部始終を、ぼくの隣に立っていた女性は、気の毒そうな顔で見ていました。

そして、空いた席に手を差し伸べ、ぼくに座るよう、促してくれました。

なんだか、ほっこりしました。

あのエリートサラリーマンだって、悪気あったわけじゃないし、しょうがないよね。

スーツ、クリーニング出そう....。






スポンサーリンク