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精一杯の底辺サラリーマンの戯言

底辺生活を送るサラリーマンが精一杯頑張る日々

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煮るなり焼くなりしてください

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朝の電車には、家でやる暇がなかったのか、化粧をしている女性が結構いますよね。
ぼくは気にならない方なんですが、怪訝そうな顔で、化粧している女性を睨んでいる人もいますね。
まあ、公衆の面前でやるもんではないけど、遅刻しそうな時はしょうがないよねー。
ぼくも遅刻しそうな時に、電車の中で朝食のパンを食べてしまった時があります。
方々から舌打ちが聞こえました。すみませんでした。
だって、お腹空いちゃってるんだもん。

女性は混みだした電車の中で、バンバン化粧をしています。ちょうどぼくが立っている斜め前の席に座っています。
隣に座っているおじさんは、目をつむっていますが、眉間のしわがどんどん深くなっていきます。

ファンデーション、パフパフ。

口紅、ぬりぬり。

まつ毛、くるりん。

すごいですよね。まる別人に変身していきます。化粧とはよく言ったものですね〜。

やがて駅に着くと、眉間にしわおじさんは電車を降りていきました。
席を立ち上がる際に、化粧女性を睨みつけていましたが、女性は気にすることもなく、まつ毛いじり。

おじさんが立った席に座ろうとした拍子に、体のデカイぼくは、女性に軽くぶつかってしまいました。
だって、広々と化粧してるんだもん。

化粧途中の目で、カッと睨まれました。

「すみません....。」(恐いー!)

触らぬ神に祟りなしです。ぼくは、デカイ体をどうにかコンパクトにまとめ、しっかりと目をつむり、瞑想に入りました。

するとどうでしょう。女性の化粧振動が伝わってきて、なんだか落ち着きません。

(眉間にしわおじさんはこれにイラついていたんだなー。)
細かな振動って、なんか気になりますよね。

その振動がどうしても気持ち悪くて、ぼくは思わず体をよじりました。

「あっ!」

ぼくのよじった体に当たった女性は、持っていたパフを落としてしまいました。
パフはぼくをバウンドし、電車の床に。

スーツに白い粉が!

「ちょっと、ふざけんなよ!」

バッチリ化粧のお目目でぼくを睨みつけながら、言い放ちました。

「あ、すみません!」

あわててパフを拾って、女性に渡そうとしたところで駅に到着。
女性はパフを乱暴に取り上げると、ドカドカと電車から降りていきました。

なんだったんだ、一体。

ぼくがぽかーんとしていると、

「電車で化粧なんかしてる方が悪いだろ。」

ぼくの目の前に立っていた白髪のおじ様が、去りゆく化粧女性の背中に言ってくれました。

ですよね〜!味方がいてくれた!

「あんたも、謝らないで、ちゃんと言わなきゃダメだよ!」

ですよね〜!!味方なわけないですよねー!!

もう、スーツは汚れるは、罵声は浴びせられるは、怒られるはでやってられないよ〜!

パフっていっぱい言ってるなー。



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